👨👩仲間をみつける👩👨

院長は、つらい時ほど人に相談するのが下手で、思いつめて思いつめて、ぐーるぐるひとりまわって、バタっ!って感じですが、今回、小室哲哉さんの引退騒動で、ちょっと、トピックになっているのが、<仲間をみつける>です。

 

例えば、介護をしている人が、そのつらさを吐露できるのは、<同時期に、介護を経験している人>であって、必ずしも、長年の親友、親しい親類ではないんですよね。

 

それ、なんか、すごくわかりました。私の親が闘病中は、同時期に親が闘病している友人がいて、まったく、ほぼ、同時進行的に親が弱っていき、彼女とこのつらさを共有し支えあわなければ、耐えれなかった時期と思いました。もちろん、当時、夫も、兄弟もいましたが、彼女と一番つらさが共有できました。

 

開業当時も、次々に起こってくる困難に、へしゃげそうになった時にも、やはり、相談した相手は、1年前に開業した知り合いでした。

 

婚活・夫婦関係・育児・闘病・老後・介護・・・・・・あらゆる困難・苦難がありますが、そういうときの相談相手は、同じ苦しみ・悲しみをもつ人です。仲間をみつける・・・・そんな思いで、日々を乗り切る工夫をしてみてくださいね。そう思えば、<患者さん会><家族会>医療機関でもよく開催されていますが、本当に、意味のあることだな、って、しみじみ思いました。

 

心を支えるって、検査でわかるわけではないし、自覚するのも難しい。乗り切った後に、<あの時は、病んでいた>とわかることもある。医者としての、なかなか、つらい問題です。