🏥ストレートにお伝えする🏥

院長の患者さんへのお話の中身は、はっきりきっぱりストレートです。

 

優しくぼやかした感じでお伝えして、患者さんの意志に任せる、ということは、あまりありません。

 

医師として、こうすべきだと思います。というのは、はっきりとお伝えしています。そのあとの決断は、患者さんの意向に沿います。

 

例えば、高血圧症の患者さんに、

<先生、これ、治療しないとだめですかね・・・しばらく様子をみたらだめですか?>と聞かれた場合には、血管年齢の検査を受けて頂き、健診結果をみせて頂き、

 

<このままほっておいたら、どんどん動脈硬化が進んで血管破裂で脳出血とかの可能性がありますね。そうなったら、障害が残ったり、命を落としたりすることがありますが、後悔しませんか?お薬を服用して頂くことで、血管の動脈硬化の進行を抑えたり、急激な血圧上昇での脳出血のリスクなどは回避できると思いますよ。どうされますか?>と、お聞きします。

 

だって、高血圧をほっておいての脳出血・脳梗塞・心筋梗塞・腎不全・・・・・そんな患者さんをこれまでも、いっぱいみてきているんです。合併症がでてしまってからでは、どうもできません。それがわかっているのに、しっかり治療介入をしていかないのは、やっぱり、自分が自分を許せません。

 

これは、各種生活習慣病全般にいえます。

 

はっきり言えば、<先生に、厳しいことを言われた。こちらのいうことを聞いてくれなかった。私は、まだ、治療は必要ないと思っているのに>という方もおられるでしょう。でも、医師の無責任な甘い言葉で、治療介入を遅らせることの代償を払うのは、私ではなく、患者さんご自身です。

 

私は、自分の家族にならこうする、が、患者さんに対峙するときの基本姿勢です。厳しさの裏に、患者さんへの誠意があることをぜひご理解ください。早期の治療開始が、あなたの、5年後、10年後、20年後に、<あそこで治療を開始してよかった。先生を信じてよかった>と思って頂けると信じています。

 

院長を信じて下さる患者さんの口コミ励まされ、上記の自分の思いが患者さんに届いていることに、本当に、胸が熱くなり、頑張っていこうと思います。今後ともよろしくお願いします。