🏠♪音の問題♪🏠

騒音問題は、時折、殺人事件にまで発展しますが、ここにあるのは、人によって、音の感じ方が違うということです。

 

両親不在が多く、祖父母に育てられた夫の育成環境は、家のなかは、ほぼ、TVの音しかなく家族の会話というものがなかったようで、家族の会話は<雑音>と聞こえるようです。息子と私が楽し気に話しをしていると、<うるさい><我慢できない><もう、少しおとなしく話せないのか>と、即座に不快感をあらわにして、文句をいってきます。そこで、会話のテンションが一気に下がるので、明るい家庭に憧れる息子は、家族の会話に嫌悪感をあらわす夫に不快感をあらわにして、家の中に、ちょっとした緊張感が走ります。

 

一方、家族でわいわい話すのが普通だった私の育成環境は、親の教育方針もあり、私が小学校に上がるころにテレビがつぶれたのがきっかけで、中学にあがるころまでTVがなかったので、夫が、家にいる間中、垂れ流しにかけるテレビの音が、苦痛でたまらず、ここまでは我慢していましたが、さすがに、最近は、<観てるの?><テレビつけとかないとだめ?>と、小出しに不満を言うようにして、<垂れ流しテレビの減少>を目指しています。これも、夫は、なにかをしながらでも、BGMとして流しているTVに文句をいう私にふまんげで、ちょっとした緊張感が、流れます。

 

家族の中でさえ、騒音問題は、発生しています。自分にとっては、快適であったり、気にならない音でも、他の人には、苦痛でたまらないことはあります。これに、気づくのは、ほんとにむつかしいですが、そういうこともあるかも?と、少し気に留めるだけで、ご近所トラブルが少しでも減少すればいいなと思います。