例年、最終日に職員が集って、大掃除、そして年末のお菓子をもって帰ってもらうという納会？もどき？をやっていましたが、家庭のある職員たちにとって、帰省・こどもがおうちにいる年末、は、なかなか出勤しにくく、年をおうごとに、＜でれるスタッフで掃除しますから～＞と、出勤者が減っていました。

 

今年は、おもいきって、夏場の水仕事がつらくない時期に大掃除。

年末は、診療のために出勤したスタッフで掃除をして終了！としました。

 

そしたら、年内最後の出勤となるスタッフさんが、それぞれ

＜先生、今日が年内最後なんです。来年もお願いします～、帰省先のおみやげ買ってきますね～＞と、晴れ晴れとした顔であいさつにきてくれました。

 

あー、最終日出勤できない人、これまでは帰省することとかいいにくくて、なんとなく年末フェードアウト、とかあったんだろうな・・・と、気をつかわせていたことが申訳なく、思い切ってよかったなぁーと。

 

もちろん、最終出勤の人たちには、診療後に残ってもらっての掃除申訳ないので、手土産を用意していましたが、そのうえに、年末の差し入れで頂いた遠慮の塊も、てさげのなかにいれこんで、おうちで子供さんたちに喜んでもらえる（帰省途中の車内で食べてもらう）ようにしました。

 

私は、その時、その時を、臨機応変に、合理的に、スタッフさんたちが働きやすく、患者さんにとってよいと思うことを、取り入れていきたい、と、思っています。

こういう小規模な施設の長は天職だと思っています。

 

いいことも、悪いことも、すべて自己判断・自己責任、向いています。

 

あー、生まれ変わっても医者になりたい、そして、町の開業医となって、スタッフさんと患者さんに頼られる存在でいたい！あー、今年も一年、いい年だったわ！

来年も、よろしくお願いします。