🍰お別れの時に置いていくお菓子🍬

なぜか、当院は、退職するときに、みんなにお菓子折りを置いていく習慣があるんです。

 

おそらく、一番最初に辞めた人が、<お世話になりました>と、お菓子を置いていってくれたのが、習慣していると思うのですが、これは、いい習慣だな、と、思ってみています。

 

退職していく中には、本当に感謝の思いがある人もいれば、当院と合わなくていまひとついい思いだけではなく辞めていく人もいるでしょう。

 

でもね、最後にお菓子を置いていくということとあわせて、最後に、お互いにきちんと挨拶をする、きれいに辞める、やはりそこに幾ばくかのいい思い出と感謝があるということをみんなが感じる、大きなきっかけになっています。すごい大事なことだと思います。

 

先日、転勤で当院への通院がなくなる患者さんが、最後のあいさつにわざわざお菓子を届けて下さいました。お役にたてていたことへの感謝のお気持ちを受け取ることができて、本当にうれしかったんですね。そこにある思いが私やスタッフたちに、やりがい、生きがいを感じさせてくれます。

 

そんなことから、ふと、当院の習慣に、思いを馳せました。

 

最初のご挨拶の手土産も大事ですが、お別れの際に、感謝を込めての贈り物というのは、ものすごく人の心を豊かにして、美しいものだと思います。自分自身が、あまり、そういう習慣がなかったので、してもらって初めて知ることができました。