先日、若いとっても可愛い女性の製薬会社の人が
お薬の説明に来てくれました。
しかし・・・・えぇ!どうしたの、そのお顔👩
あごのしたに、少し<じゅくっ>としたかさぶたになりかけの
傷があるのです。
転んだ時にすりむきました・・・・。
でも、これって、明らかに、白いお顔に、目立つ傷跡が残るなぁーと、
医者ならわかります。割と、地面とか、汚いところでこすった擦り傷は
跡が茶色く、ずっと残ることあるんです。
跡が残るんじゃないかな?その傷。
という話をすると、ご本人も、治癒過程で、徐々にそういう不安を抱えていて
そのうち、市販のしみとりクリームを塗るつもりだったとか。
えぇー、しみとりクリーム????
この傷の治癒過程を、非常に上手に、跡が残らないように(最小限に)、
最善の手当をしてくれるのは、皮膚科、もしくは、形成外科です。
まずは、周辺で、私がとても頼りにしている皮膚科を紹介しました。
彼女いわく<いろんな先生方を、この傷を作ってからも、訪ねて
歩いていますが、跡が残るかも、と、心配してアドバイスしてくださったのは
先生だけでした>ということでした。
そして、きれいになったお顔で、また、訪ねてきてくれました。
<先生、あの後、すぐに受診して、塗り薬、内服薬をもらって、こんなに
きれいになりました。今は、まだ、傷の部分はお化粧していませんが、
このあと、少しお化粧をするようになれば、本当にみえなくなると思います。>
医者が、ほんの少しのことに気付ける、そして、その一言を伝える。
たった、少しのことでも、その患者さんにとったら、大きな転機になることが
あります。
そして、その気づきと、言葉を発するために、日々、勉強です。
しかし、本当に、傷がすごくきれいになっていたので、お話してあげて
よかったな、ということと、やっぱり、皮膚科、すごいな、と思いました。
プロ処方!ですね。