<院長の健診メニュー>

毎年9月は、ここから始まるインフルエンザ接種シーズン到来に向けて、健診を受ける月にしています。

 

昨年は、コロナで仕事が混乱していたので受けれず、今年の3月に一部、受けましたが、今回は、きちんと、例年通りのメニューを受けようと思っています。

 

1)脳   MRI

2)肺   CT

3)腹部 エコー

胃カメラ(ヘリコバクター チェック付)

大腸内視鏡

4)乳がん  マンモグラフィー&エコー

5)婦人科  細胞診・エコー

6)一般健診  一般的な採血・目・耳・心電図など・・

 

あと、すごく特別なところでは、一時期、みぞおちの背側がすごく痛くて、実母もすい臓がんだったため、すい臓がんの特別な検査MRCPが、加わりました。これは、健診というよりは、普通に、保険診療で、通院フォローです。

 

被ばく量のことを考えて、毎年受けなくてもいいといわれている検査もあるんですが(マンモグラフィー・肺CT)やっぱり、心配で、受けてしまっています。

 

自費なので、結構な、お値段になっています。

 

でもね、癌がある程度の大きさになってからみつかったら、日常生活の激変、経済的打撃は計り知れません。

日本は、<高額医療補助があるから~>って言う方がいますが、それでも、治療に数十万飛んでいく上に、日常生活で、収入が途絶えたり、それこそ、しんどければ、移動にもタクシーや、付き添いが必要になり、家事サービスを受けなくちゃいけなかったり・・・、めっちゃくちゃ出費が、怖いくらいにかさんできます。

それに比べれば、超早期に癌がみつかるなら、体の異常がみつかるなら、払う価値は<めちゃくちゃ>あります。

 

実母の2年半にわたる末期すい臓癌の治療を家族として体験して、本人、家族の、精神的・肉体的・経済的しんどさに、医療者でありながらこれまでなんとなくしかわかっておらず、あまりの大変さに、愕然としました。

あと、<癌>は、わかったその日から、<癌>に対応することが最優先事項となり、日常が一変します。

 

先生、どんな健診受けてますか?今、自分が受けている健診内容で、十分体をみれてますか?と、質問を頂きますので、時折、自分の受けている検査を、公表しています。参考にしてください。

(一か所で、すべて受けるのは、むつかしいです。私も、数か所に分散して、受けてます。)