2種類の<肺炎球菌ワクチン>~その2~

前回の続きです。

 

え?肺炎球菌ワクチンって、2種類あるんですか?

・・・・→はい、そうです。

 

おとなの肺炎球菌感染症.jp 65歳からの予防接種

加山雄三さんが TV CMされていたこのサイトが、とても分かりやすいです。

 

1)公費のワクチン

これは、23価肺炎球菌ワクチン ですね。(23種類の肺炎球菌に対応)

 

2)任意(自分で全部お金を払うワクチン)

これは、13価肺炎球菌ワクチン ですね。(13種類の肺炎球菌に対応)

 

すごーく、ざっくり、わかりやすく言ってしまうと、

守備範囲は広いけど効果は少し弱め(23)、守備範囲は狭いけど効果はがっつり(13)。

という感じでしょうか。

 

もしも、<<公費接種まで、まだ、時間があるけど、そこまで待てない!!

肺炎球菌ワクチンを任意(自費診療☜保険適応なし全額負担)接種したい>>

という方がおられたら、公費接種を待つ間に、先に、13価肺炎球菌ワクチンの接種を

お勧めします。

 

両方打つと、肺炎球菌対策を、より、強固にできます。

 

ちなみに、

先に公費接種された方⇒⇒⇒  1年たてば、13価肺炎球菌ワクチンを接種できます。

先に13価肺炎球菌ワクチンを接種した方は、⇒⇒⇒ 1年後たてば、23価肺炎球菌ワクチンを

接種できます。

 

喘息・COPD(慢性閉塞肺疾患)・体の調子に自信がない方などは、ぜひ、

13価・23価 肺炎球菌ワクチン 両方接種をご検討くださいね。

 

(当院では、13価ワクチンは、常時はおいておりません。予約制(取り寄せ)で

接種は、対応いたします。)<23価ワクチンは、常時 1名様分 確保しております>