2種類の<肺炎球菌ワクチン>~その1~

肺炎球菌ワクチンは、子供と、高齢者に、特に意味のあるワクチンです。

子供のことは、小児科にお任せするとして、内科医である院長からは<高齢者>

についてお話します。

 

<なぜ?肺炎球菌ワクチンは公費で推奨されているの?>

肺炎になると怖いからです。

え~、この時代に?これだけいっぱい、いろんな薬、医療機関があるのに、

肺炎が?

 

はい、そうです。医者でもいまだ、そう思っている人がいても不思議ではありません。

 

怖いのは、<1回目の肺炎>なのです。

 

1回目の肺炎になる→肺機能が悪くなる→日常生活動作レベルが下がる

→ますます肺機能が悪くなる→2回目の肺炎になる→肺機能がますます悪くなる

・・・・・最後は、弱った体に罹った肺炎で命を落とす・・・といった感じになってしまうんですね。

だからこそ、この<1回目の肺炎>にならないために、肺炎球菌ワクチンを

ぜひ、接種して頂きたいのです。

 

→その2は、後日。