最近、認知症薬の勉強に凝ってます。

 

これが、主なものに4剤あるのですが、いずれも、形状（ゼリー、液体、錠剤、貼る製剤）や、効き目（元気がでる、少しおとなしくなる）に差があり、さまざまな病状に対応できるようになっています。

 

でも、一番大事なのは、飲みだす、タイミングなのです。

 

認知症薬は、＜治す＞薬ではありません。＜進行を遅らせる薬＞です。ですので、軽症で飲みださないと効果を十分発揮できません。

 

ただ、軽症例への投与のデータが少ないのは、＜軽症例の方を診断するのが難しい・・・つまりは、受診してくれない＞という現実があります。

 

確かに、軽症例というのは、一番、＜認知症＞という言葉に敏感な時期でもあるので、（気付いた家人も）受診を勧めれない、（患者さん本人も）受け容れれないという、状況なのです。

 

でも、もし、ご本人が、この、軽症になる前の微妙な時期に＜あら、最近、なんか、本当に記憶がすこっと抜ける事がでてきたわ、ここは、認知症にならないために、予防薬を始める時期かしら？＞と自覚してくれたら・・と思います。

 

私も、仕事を引退したら、すぐに服用しようと、実は、心に決めています。だって、仕事を引退したら、いろいろやりたいことがあるんですもの❤