老後に必要な2つの<ちょきん>

老後のための<貯金>は、すぐに想像できると思いますが、もうひとつのちょきん。

それは、<貯(筋)>です。

そう、筋肉を落とさないこと、きちんとキープすることです。

筋肉がおちていくと、徐々に基礎体力もおちていき、内臓機能もおちてきますので、体がどんどん弱っていきます。実は、肥満解消も大事ですが、筋肉<貯筋>もすごく大事なんですね。

 

大学同級生アラフィフ女医で集まりますと、最近は、ダイエット、というよりは、筋力トレーニングの話がよくでます。

細い人は細いなりに、<筋肉が落ちた>、徐々に太り始めた人は、<きっと代謝が落ちているんだわ、筋力をつけないと>と、<筋肉話>は、よくでます。さすが、医者の集まり、と、今更ながら、注目点に、納得です。

私だけが、体重、体重、と、ちょっと、話題性に乗り遅れ感がありました。(ちゃんと、追いつきましたよ)。

 

 

ジム、パーソナルトレーニング、シックスパッド(ロナウドが宣伝している)、スクワットマジック(横澤夏子さんが宣伝している)などではなくても、<レジスタンス運動>というもので、筋力は維持・向上はできるといわれています。ネットで少し調べて頂ければ、どわぁ~っと、でてきます。

 

当院は内科ですので、筋力・筋肉・骨・関節のことは診療しておりませんが、体を動かす時に、不安や不自由があれば、相談先は、<整形外科>になります。筋力低下が著しくて、関節に無理な力がかかって、関節痛をおこしたりしていませんか?

思い当たる方は、傷めきってしまう前に、整形外科受診をご検討下さいね。