日本発の糖尿病新薬の勉強会に参加してきました。
日本発の新薬、かつ、まだ、発売1年たっていないので、すごく臨床現場でのデータが少なく、勉強会に参加しても、<こういう患者さんにこそ、ふさわしい>という発表はまだでていないのですが、どんな作用機序の薬で、結局、糖尿病という病気がどういう病気だからどう効くのか、非常に、基礎生理学的なところを勉強できて、参加する意義は高いです。
今、糖尿病と心臓(高血圧)が、内科では、<熱い!>ですね。
糖尿病薬の中で、糖尿病に対して<クリーンヒット>の薬が、今や、腎機能保護作用、心臓保護作用がすごく高いことがわかり、糖尿病のない腎機能低下、心臓機能低下の患者さんにも適応がとれ、処方が開始されていること。
心不全用に開発された薬が、高血圧薬としての適応がでて、普通のクリニックでの使用が可能になったこと。
上記のように、糖尿病の、まったく新しい日本発の作用機序の薬が、処方開始になっていること。
コロナも収束方向(また、北海道で増え始めていますが)で、対面会場型勉強会が増え、木曜、土曜と、参加することが増えました。WEB講演も並行してあるんですが、聞くなら、集中して、演者を前に聞くスタイルが好きですね、私は。ONと、OFFは、きっちりと線引きをしたいんですね。
(だから、仕事が終わったら、さっさと、クリニックを後にします。この緊張空間に長く居るのは、精神的にもちません。めちゃくちゃ、ON空間です。クリニックは。)。