糖尿病★初期治療の重要性をわかってほしい

みなさんは、職場健診、特定健診で、糖尿病の値が少し高い(HbA1c)場合はどうされていますか?

 

糖尿病は、ルネッサンスと言われるほど、数年前から、新薬がいろんな種類発売され、大きく変貌を遂げています。超早期に、生活習慣の改善、一時的に投薬を開始すれば、<糖尿病を発症させないで済む>という考えもでてきています。

 

私は、この考え方、すごく大事だと思っています。

 

生活習慣病の中でも、特に、糖尿病は大変です。食事制限は、食物全般にわたりますし、癌の細胞は糖分で成長速度が速くなりますので癌になるととても進行が早かったりします。(それが、糖尿病の合併症に<癌>の記載があるとまで言われています)

 

このような大変な病を<発症させずに済む>、人生にとってはとても大きいです。

 

健診で、HbA1cが正常値を超えていたら、ぜひ、当院を受診してください。

①院内で、HbA1cの再検(血糖値・尿糖も調べます)

②血管年齢検査(動脈硬化の度合いを調べます)

③神経伝達検査(糖尿病性神経症の有無を調べます)

受診日に、上記検査を行って、治療の有無、を、お知らせします。

 

もしも、上限ギリギリで、治療について抵抗感のある患者さんには、新大阪にある<回生病院>をご紹介しています。

75gOGTTという、甘い検査用ジュースを飲んで頂きて、さっと、血糖値を下げることができるのか、もう、すでに、だらだらとしか血糖値を下げれない体になっているかの判定で、今後の、糖尿病の発症を予想することができますので、投薬が必要かどうか、患者さんご自身に自覚して頂けます。

 

超早期に、糖尿病に対して、どれだけ取り組むかで、その先の人生が、ガラッと変わります。春から職場健診が始まりますが、HbA1cが正常値を超えていたら、必ず<今回は、強くお勧めします>受診をお願いします。