次男に叱られたこと

テニスの大坂選手のインタビュー拒否報道をみながら、気持ちはすごいわかるよなぁーと、思ってみてました。そしたら、いきなり、棄権されたとの報道をみて、そして、うつ病の告白と、衝撃的な内容でした。

 

相撲のように、試合のことだけ聞かれるならまだしも、試合と関係ないこと、選手の気持ちを考えない無茶ぶりな質問、エンタメ調の質問に、精神のダメージをくらう気持ちも大いに理解できます。

 

よく、私が、次男に叱れるのは、<当たり前に考えておかしいことを、お母さんは習慣的に受け入れることが多すぎる。おかしいことは、おかしいと、ちゃんと声をあげていかないと>。

 

これ、意外と、むつかしい。おかしいと思ってはいても、周囲がみんな受け入れていれば、それが当たり前、おかしいことをおかしいと思う自分がわがままか、と、思ってしまいます。

 

今は、いろんな選手から、基本的には競技を盛り上げるためにインタビューを受けるべき、との意見が多数ですが、いずれ、大坂選手の主張が、人として当たり前だと受け入れられる日がくるでしょう。

 

パイオニアは大変だけど、その功績は大きい。

 

純粋に、テニスが好き、自分を世界で試してみたいと、また、思えた時に、その世界が彼女にとって、新たなに迎え入れてくれる環境でありますように。