権利と義務は、裏表(父親VS息子)

夫が、高2の息子の生活態度で、イライラを募らせていました。

怒る夫の方が、正しいとは思うのですが、決して内面穏やかな性格ではない夫が、息子に注意するときには、いきなり、恫喝です。そりゃ、別に、大きな反抗期でもないですが、反発もします。と、傍目からは、思ってしまいます。

 

というのでは、なかなか、うまく、意思疎通、お互いの思いが伝わらないのですが、私が、息子に、よくいうのは、ひとつひとつの事柄ではなく、<権利と義務は、裏表>、ということです。

 

あなたが、息子として、親に親たることを望むのであれば、君は、子供としての義務を果たしなさい。

子としての権利を主張するのであれば、当然、子としての義務もある。

 

家族として、家事を手伝いなさい。

学生として、勉学にうちこみなさい。

そして、これは、親に対してでなくてもいいけど、今、自分の置かれている環境に、感謝しなさい。

 

せめて、それは、最低限、子としての義務でしょう、と、教えています。

すると、それなり、それを理解する息子をみて、あぁ、育て方は間違ってなかった、と、内心安堵します。

 

それが、また、<おまえは甘すぎる、それがわかっていて、あんな生活態度になるかぁー>と、くる夫ですが、(苦笑)、高校生には高校生なりの、プライドや、だらしなさや、楽しみがあるんですよ。そこは、親しか、甘くみてやれないので、ま、いいかな、と、思っています。