指針がわからない・・・

軽症者にはPCR検査は推奨されない・・・・との発表がでているけれども、軽症者が急に重症者へ数日で変化する症例も珍しくなく、では、重症者になってから検査・治療をする、ということなんですね?と、問いたくなります。

 

実際には、重症化、死に至るケースは、2割、と、言われているので、8割の人は、なんとなく、ちょっとしんどめの、長引く風邪で、治る方向ですし、別に治療薬があるわけではないので、絶対に、検査・診断が必要かと言われれば、確かに、必要ないような・・・・。

 

発熱の患者さんを、受け入れる、受け入れない、風邪の症状の患者さんを受け入れる、受け入れない、に関して、診療所の対応は<院長判断>に委ねられており、明確な指針もなく、保健所は、相談者に対して、何かにつけ近隣の医療機関受診を勧めるし、患者さんも、医師も、どうしたらいいのか、迷走が続いています。

 

でも、マスクと同じで、ほっておいても、なんらか、どっかからマスクを手にいれたり、薬局で薬を買って飲んでみたり、どこか診てくれるクリニックを遠方でも探し出したりして、それぞれが、なんとかするのが、日本人なんですよね。そこに、政府は甘えているような・・・。

 

そんな状況では、医療従事者を十分、守り切り、医療体制を維持することなんて、できないでしょう。

 

だからこそ、医師や、医師の団体が、非常に高い警戒感を示しているんだと思います。