土曜日に当日紹介受診して頂いた病院からの数人の方の返信を読みながら
大事にならなくてよかった、受診してもらって本当によかった(重大な病気が
みつかった)などと、思いつつ、土曜日は紹介受診を迷うのよね・・・と、ひとり、ため息。
診察しながら、おそらく、土曜、日曜と、私の処方で乗り切れるのでは
ないか?と、思いつつ、もしも、その時に自分の頭に浮かんでいる
<こっちの病気だったら?><日曜日が乗り切れないぞ?>と思うと
やはり、紹介受診で当日受診してもらうことになってしまうんです。
それは、救急時の受け入れ先探しの大変さは、大阪市内といえども
例外ではないからなんです。
一度でも、休日に、なんらか、急に起こった病変で救急対応
を経験した人ならば、電話した先からの<その病気に対応できる医師がいません>
攻勢で、本当に本当に途方にくれて近くに大きな病院はたくさん
あるのに、はるかはるか遠い県をまたいでの受診なども
経験したことがあるかもしれませんし、困りに困って、救急車を
呼んでしまった人もいるかもしれません。
つまりは、少しでも<病気かな?><これからしんどくになりそうだ。>と思ったら、
早期に、特に週末・祝日がかかるときはより慎重に、医院・病院が開いている時間帯に、
ちゃんと受診をしておく、手をうっておく、ということが、今は、とっても患者さん側に
求められているんです。
それは、もちろん、かかりつけ医にもいえることで、これまでなら
<もしも、ひどくなりそうだったら、救急病院にいってください、
休日診療所にいってください>という説明で済んでいたことが、
そのような対応にしてしまうと、患者さんが休日に受診先探しで大弱り、という
可能性もあるんですね。
ですから、より慎重に対応するべきだと考えています。
どうして、救急体制がこんなことになってしまったのかなぁー・・・・・。
でも、本来、事前に打てるだけの手は打ったけれども、
対応が必要になった病気の方だけが、救急利用するという本来の
筋道にもどっただけ?といえなくないのかな・・・と、悩みが
つきません。