勉強会でわかること

週の半ば、週末と、大阪では、各科・各疾患で多数の勉強会が

開催されています。

主に、かかりつけ医を対象とした、高名な先生方をお招きしての

講演ですが、会場は様々で、時々、病院主催で開催されるものもあります。

 

病院で開催される際には、患者さんの紹介先として、どんな雰囲気の病院かわかるのも

興味深いですし内部にいる先生方の感じもわかって、勉強の内容に+αがあって、

これからの当院の診療に活用できるので、わくわくします。

 

さて、今日は、済生会中津病院の循環器科主催のお話を、ちょっとしますと

通常は、講義のあった後に、質疑応答(お話を聞いた方から、演者に質問して

教えてもらう)があるんですが、<本当にいつもお世話になっています。という

心のこもった本気のお礼があった後に>自分の思いを語る先生、すごく基本的なことだけど

教えてほしいことを聞く先生、壇上とフロアの感じがものすごく近くて、済生会

中津病院は、高次病院にもかかわらず、ものすごくかかりつけ医に寄り添った

病院なんだとわかります。そして、どんな質問にも、すごく真摯にこたえてくださる

姿勢や、紹介してもいいかどうか迷う症例は、遠慮せずに紹介してください、と、いつも

お言葉をかけてくださいます。有り難いです。

 

私が勉強会によく参加するのは、もちろん、最新のことを知りたい、という思い

だけではなく、自分の患者さんを、どの先生、どの病院に託したいかということを

見極めたい、という思いもあるんですね。

ですから、疾患によって、その疾患の精査加療に長けている病院に紹介先を変えていますし、

担当医先生を指名して少し遠方の病院を受診して頂く場合もあります。

 

もしも、ちょっとクリニックで手に負えるのかな?と思われる症状の場合も、遠慮せずに

当院をご利用ください。できる限り、お力になります。