リアル実感☆コロナ患者さんの悲惨な状況☆

当院かかりつけ患者さんから、高血圧症治療薬(定期受診)処方のFAX受診がありました。

そこで、現在、コロナ感染症罹患で、ホテル療養中ということがわかりました。

 

あまりに悲惨な状況に絶句しました。

TV放送の自宅療養中に死亡、とか、まったく患者さんに医療の手がまわっていないというのは、本当だな、と、今更ながら、ぞっとしました。

 

1)オンライン診療は、ほとんど受けれない(医者が忙しすぎてつないでもらえない)

2)看護師さんは、ホテル内にいるけど、訪問はない

3)そんな状況なので、解熱剤だけは渡されるけど、細やかな処方(咳止め、胃の痛み、解熱剤の調整、全身状態のしんどさへの対応)などの処方はない

 

患者さんも、<苦しいです、熱が全然下がらないないんです、食事も採れないし、咳も止まりません、先生、治るんでしょうか・・・・治る気が全然しないんです>と、悲痛な苦しい声での訴えです。

 

<今回、デルタ株かどうかはわかりませんが、コロナデルタ株感染の場合は、軽症でもインフルエンザ感染の5倍しんどいといわれています。ワクチンを打っていた人で、やっと、インフルエンザ相当レベルです。>とご説明すると・・・

 

 

弱弱しく<本当に、その通りだと思います>とのこと。

 

高血圧の薬と一緒に、できる限りの対症療法のお薬をおだししましたが、ほんとに、ホテル療養だからといって、管理がしっかりとされているというわけではありません。

 

今回、デルタ株の感染拡大で、当院で、健康理由からワクチン接種を見送っていたスタッフ2人も、接種を決意して、接種しています。

 

本当に、ただ事ではない現状をご理解頂きたく、また、ワクチン接種を保留中の方にも、本当に、罹患した場合に接種していなかったことを後悔しないのかもよく考えて頂きたく、上記、UPさせて頂きました。

 

やっぱり、3回目ブースターのお知らせがきたら、私は、接種の方向でいこうと、思いました。今回、本当に、こんな状況に自分がおかれたらと思うと、めちゃくちゃ怖かったです。