この言葉は、実家での家族団らん中に、私が高校生の頃に兄が口にしたのですが、愚かな私は、<なに、それ、海外のお菓子?>って、言ってしまいました。いまだ、恥ずかしい思い出です。親には、<あんたは・・・・>と、絶句されました。
ノブレス・オブリージュ
19世紀にフランスで生まれた言葉で、「noblesse(貴族)」と「obliger(義務を負わせる)」を合成した言葉。財力、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことをさす。身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会に浸透する基本的な道徳観である。法的義務や責任ではないが、自己の利益を優先することのないような行動を促す、社会の心理的規範となっている。
日本社会は、階級制度がないので、貴族の義務、が、裕福な者の義務に、置き換わってしまうわけですが、この考えが浸透していないことが、どんどん、格差を生み出す、要因にもなっているんですね。
日本において、もっとも、ノブレス・オブリージュを求められているのは、もちろん、皇室です。
みなさんからみて、いかがですか?
次に求められるのは、大企業ですね。
みなさんからみて、いかがですか?
地味な貢献がいっぱいあるのに、それが、うまくアピールできていなかったり、ネガティブな情報ばかりが流れて、なぜか、努力に見合った評価を得ていない気がします。
恵まれた者から、社会貢献を。そして、その社会貢献が悪用する(される)ことがないように。
まだまだ、意識改革と整備が必要な、日本社会ですね。きっと。