インフルエンザと発熱

インフルエンザに罹った・・・というと、38度以上の高熱を特徴的と

とらえる患者さまが多いですが、予防接種をしていると軽く済んで、

36度台のお熱でも<インフルエンザに罹っている>ことがあるので

インフルエンザの検査をお勧めすることがあります。

 

全身倦怠感・関節痛・風邪症状・発熱、実に多彩な症状を呈してきますが

インフルエンザの場合は、通常の風邪薬では治癒に向けて万全ではなく

<インフルエンザのためのお薬の(内服・吸入・点滴があります)>が必要になり、

そのためにはインフルエンザの検査が欠かせません。(陽性にでていないと、基本的には

処方できません)

 

できれば、患者さんご自身から積極的に、<周囲にインフルエンザの人がいる>

<発熱がある><インフルエンザの予防接種を打ったので、熱はでていないけど

インフルエンザの可能性があるかもしれない>と教えて頂けると、より正確な判断が

できますし、インフルエンザの検査を受けて頂きやすくなります。

 

周りに感染を拡げないためにも、早期受診・早期検査をお願いします。