生活習慣病(糖尿病・高血圧症・脂質異常症・高尿酸血症)を加療していると、いろんな、え?ということに出会います。
生活習慣病の誘因そのものは、遺伝的であったりするので、必ずしも年齢・体型に依存しないのですが、え?どうして、こんなに内服への反応が悪いの?と、びっくりする症例があります。
一例をあげると
糖尿病では、体を鍛えるために飲用されていたプロテインに、糖分がすごく入っていました。
高血圧症では、他院で処方されていた漢方の中に、昇圧効果があるものがあり、それを中止すると、するすると、降圧しました。
脂質異常症は、食べ方・飲み方(お酒)の時間帯、でした。
意外なところでは、CPKという筋肉がつぶれるとあがってくるデータが高いと、脂質異常症のお薬を飲んでもらえないのですが、腹筋ベルト(筋肉を鍛える)の影響で、CPKのあがっている方がおられました。
これらは、私の力で、みつけだせたのではありません。
どうしても納得がいかず、高次病院(大きな病院)にいってもらって、専門の先生方の詳しい検索により、みつかったものばかりです。
意外なところで、生活習慣病のお薬の効きを悪くしている可能性があります。
心配な方は、一度、当院にご相談下さい。