がっくりした患者さんをみて、みんなでがっくりした日

転勤を機会に当院に転院してきた患者さんの話なのですが・・・・

 

ずっとまじめに、転勤前の土地で、いくつかの生活習慣病に対して通院されていたのですが・・・・・

 

え?これは、どういう基準を考えての治療なのですか?と謎すぎる治療で・・・・・

 

動脈硬化を測定すると、年齢+約30歳で・・・・・・・。

 

患者さんが、もう、がっくりきてらして・・・・その姿が痛々しくて、クリニックのスタッフ(私も含め)もがっくりきました。普段から、私の説明をずっと聞いている看護師さんや診療助手さんも、どういう基準で治療されていたんですかね・・・と。

 

患者さん曰く、しっかりと検査して、しっかりとした治療を受けたい考えなんです、と、おっしゃるので、ひとつひとつの疾患の合併症をださない基準値をお知らせして、内服を再調整しました。

 

当院は、基準値をしっかりとクリアできることを患者さんに求めますので、治療に前向きな患者さんにしか向きませんが、私自身も最新の情報を得るため、常に努力しています。患者さんには、本当に、健やかで豊かな老後を過ごして頂けるような現役時代をお過ごしいただきたいです。