☆お願い☆当院の尿検査に関してご理解ください

当院では、お風邪症状・下痢と嘔吐がある胃腸炎の場合は、ほぼ、全例で、受付時に採尿をお願いしています。

その理由について、ご理解頂きたく、よろしくお願いします。

①採尿して頂く訳

軽症の方では、実際には尿検査を実施しない場合があります。しかし、<尿検査が必要>と思ったときに、<さっき、おしっこしてしまいました>ということがあるので、受付時に、まずは、採尿して頂くことにしています。

②当院の尿検査

当院の尿検査は、10項目にわたって正確に全身状態を把握できる設定になっております。判定も、機械で検査をしているので正確です。

10項目検査をしているからといって、尿検査代金をたくさんいただけるわけではありません。

尿検査、というものは、保険適応では、どれだけの項目の検査をしても同料金です。蛋白・潜血・糖、という、非常にスタンダードな検査項目でも、当院のように10項目みても、同じ代金です。

しかし、10項目みると、お食事がきちんととれているか、膀胱炎が重症ではないか、肝機能異常がでてないか、など、感染にまつわる全身状態把握に、大いに役立ちます。

必要があれば、点滴をお勧めしますし、外部の検査会社にだす全身状態の血液検査が必要な方には、そのご案内もできます。

尿検査から得れる情報は、とても大事なのです。

患者さんから、<尿検査だけで、そこまでわかるんですか!>と、驚きの声を頂戴することも多々あります。

上記のことをご理解頂きまして、当院を感染症(風邪・胃腸炎)での受診の際は、尿検査はおそらくある、と思って、来院をお願いします。