★自院で診てください★に翻弄される医療機関

コロナ患者さんが発生しても、コロナ疑い患者さんがいても、いろんな病院、クリニックの先生にお聞きすると、まずは、保健所は<自院で診てください>という。

 

患者さんに関しても、<まずは、近くのかかりつけ医にかかってください>という。

 

これ、意味があるの?

自院で診れないから、保健所に相談している。

自院で検査できないから、保健所に相談している。

コロナだったら、受診先に申し訳ないから、まずは保健所に相談している。

 

<こういう状態であったら、明らかに、保健所管理の、どういうところで、治療、検査をする>という指針がまったくない。

 

入院先探しも、それぞれの、病院の病床管理任せ。

 

病院・診療所・保健所・検査機関の、つながりが、個々が勝手に動いていて、それを、問い合わせ、問いあわせ、問い合わせでやっていたら、それは、時間も手間もかかれば、うまく機能もしないでしょう。

 

そして、最後には、<なんとか入院させて下さい><なんとか検査してください>と、ごり押し、必死の嘆願があったところから進んでいくという、支離滅裂さ。

 

多数の医療機関、多数の医療スタッフ、世界的には少数のコロナ患者で医療崩壊を叫ぶ日本の体制。

なんか、おかしい。