先日、失敗した受付スタッフを、叱りました。
失敗した内容はさておき・・・・・<○○した方がいいと思ったのですが・・・・>との言葉がでました。
<した方がいいと自分の中で小さなアラームが点灯した>にも拘わらず、せずに、<失敗した>。
👩あのね・・・・それは、すごく、罪が深い。
まったく、自分の中でアラームが点灯せずに、心のままに素直に行動して失敗した。
それは、その人の感性だから、一から教えるなり、周囲が注意するなりして、改善できる。
でもね、<まずいかも?>とわかっているのに対処せず、失敗するっていうのは、もう、対応のしようがない。
要するに、<手抜きして失敗した>ということだから。
医療機関でのミスは、患者さんへ大きな損失を与えることにつながる。
小さなアラームが自分の中で点灯したら、小さいと思わずに、ちゃんとアラーム鳴ったと認識してください。
そして、リスクと思って対応してください。
スタッフさんも、理解してくれました。
私も、日々、患者さんの健康を考えるうえで、<これは、紹介した方がいいのかな?うちでしばらくみてもいいのかな?>と迷う症例は、より、厳重にしておくにこしたことはないと思って、基本的に、紹介受診できちんとした精査をする方向に勧めています。
○○した方がいいかも?と思うことは、○○する、というのが、正解です。
自分の気づきを、大事にすることが、大きなミスを防ぎます。
スタッフさんに手抜きをせずに指導することも私の大事な仕事、そして、それが、いずれ、<出来るスタッフ>となり、当院でも、他にうつっても、重宝されて活躍することを願ってやみません。