★叱ってくれる人は、大事な人★

小さい頃、よく、母に

 

<お母さんが、あんたのことを怒らなくなったら、それは、もう、見捨てられたと思いなさい。人間、人から、叱られなくなったら、おしまいだから!>

 

と、言われて、親が叱ってくれているうちは、大丈夫(笑)、と、思っていました。

 

大人になり、医師になり、親になると、この母の言葉は、本当に重く大事なものとなり、自分で自分を律して制していかないと、<誰かに叱られる>ということは極端に減って、しらないうちに、人から見捨てられていくということになります。怖いですねぇ~。

 

まして、どちらかというと、利害関係から、私に<甘い言葉をかけてくれる人>が非常に多くなり、より、<やばい>と思うようになりましたね。

 

兄弟・従弟の中では、私より上は兄だけで、下の子の方が多いので、兄からの<辛辣な>アドバイスは貴重です。

 

あとは、大学時代からの友人ですね。もう、30年来ですから、だめなことはだめ、と、やんわりでも、時にはきっぱり言ってくれます。そして、なにより、医師である彼女たちは、<人を説得するプロ>ですから、うまくいいくるめてくれます。

 

周りに、愛をもって、あなたにアドバイスしてくれる人はいますか?時に叱ってくれる人はいますか?

その人は、一生大事にしないといけない、あなたの人生の友です。

思い当たらないなら、それは、少し心配な状況です。

大人になったら、意識していないと、容易に<裸の王様>になってしまいますからね。