春~夏、体が温まってくると、痛風発作を起こしての来院が増えます。
尿酸値が、7.0以上の方は、まだ、痛風発作を起こしていなくても、着実に、いずれ発作を起こす痛風結節を関節内の作り始めています。
健診で、尿酸値を7を超えておられる方は、一度、当院へご相談ください。
現在の、内科における尿酸値のコントロールの基準は、4.5~6.0の間です。
痛風発作がおこるまで、痛風結節が大きくなるまで、5-7年かかります。
そして、また、痛風発作をおこさなくなるところまで改善するのに、薬などの治療で、5-7年かかります。
早い段階で治療を開始すれば、痛風発作や、尿管結石をおこすことなく、腎臓や関節を守ることができます。
暖かく(暑く)なって、痛風発作での来院患者さんが続いています。
尿酸値の高い患者さんは、一度、加療をお考え下さい。