内服のお薬をだすときに、先生が考えるのは
1)効用
2)金額
3)服用回数・服用錠数
に関してです。
よく効いて、できるだけ安価で、そして服用の手間も少ない。
つまりは、長く安全に飲み続けてもらえることを想定しています。
そうなると、配合錠(2つのお薬がひとつの錠剤にMIXされたもの)だと
2種類が一緒になって、それぞれで服用するよりも価格が安くなり
よく効いて、より安価で、服用の手間も少ない ということになりますので
利用することが多いです。
でもね・・・・配合錠より、さらに安くなるのは、MIXされているお薬を
1錠ずつに2種類にして、両方ともジェネリックにすることです。
でも、そんなこと、一般人の患者さんがわかるでしょうか?
それを提案する力をもつのが、薬局さんの力なんです。
<先生から配合錠がでていますね。これは、2剤が1つの錠剤の中に混じっていて
飲む手間も、お値段も1錠ずつ飲むより安いんですが、両方ともジェネリックに
して2錠飲むことになる方が安いですが、どうされますか?
希望があれば、先生に、お問い合わせもしますよ>
そんな一言を、患者さんに話してくれる薬局さんが増えるといいなと思います。