健診結果で肝機能異常を指摘されて受診された患者さんから、C型肝炎の患者さんが続きました。

ぜひとも、C型肝炎で、ウイルス治療をされていない方は、ご相談してほしいのです。

C型肝炎を未治療でほっておくと、肝硬変、肝癌の大きなリスクです。

 

２０１４年から一般化した、インターフェロンフリー療法の効果が目覚ましく近い将来には、C型肝炎が、希少疾患になる！というところまできたそうです。

 

なんと、このインターフェロンフリー療法は、C型肝炎ウイルス陰性化が９５－９９％というとんでもない結果で、この療法が効かない患者さんが

医者に

 

欧米・・・・Why　ｍｅ？（どうして、わたしだけ？）

大阪・・・・なんで、わたしだけ、効かへんの？

 

と、ショックの言葉をつぶやくレベルだそうです。

そら、まぁ、１００人中９５～９９人の人が効く治療が自分だけだめならショックだと思います。

 

すごい時代が来ました。

Ｃ型肝炎治療の特効薬として一世を風靡したインターフェロンだって、副作用で途中離脱者は多くいて、そして、こんなには効かなかった。

 

近隣では、十三市民病院　消化器内科が、力をいれて、取り組んでおられます。

 

まずは、大阪市民健診で、肝炎ウイルス検査（Ｂ型・Ｃ型肝炎ウイルス検査）があります。無料です。

ぜひ、健診で肝機能異常を指摘された患者さんは、当院でご利用ください。

（＊市民健診肝炎ウイルス検査は、生涯一度だけ利用できる　という条件がございます。）