<医療の適応>をだれが決めるのか?

今日の勉強会は、かなり厳しいお言葉があり、会場がシーンと

静まり返り、テンション↓↓の会でした。

 

高度医療で治癒させても、あと、5年、10年の寿命の高齢者に

高額医療の必要性があるのか?

喫煙をして動脈硬化を自ら進めている高血圧・糖尿病・脂質代謝

異常の患者さんに、動脈硬化を進めるこれらの疾患の治療が必要なのか?

どういう人に、どれだけの医療が必要なのか、提供していいのか、

そこをもっと考えての加療を行っていかないといけない・・・という内容でした。

 

確かに、医療経済的には、不要、と言われしまいそうなことは

これまでも様々な機会に提示があり、考えさせられることもあったけれども

喫煙でストレス解消して頑張っている町工場の社長さんとか、

これまでの労をねぎらってすごく大事にされているおばあちゃんとかに、

じゃぁー、かかりつけ医は、<お薬なしね、生きられるところまで生きて

ください>と、言えるだろうか・・・・。

 

しみじみ、医療経済を破たんさせないために必要なのは、医療を必要としない

体つくりなんですよね。もしくは、早期発見・早期治療。

私が普段から、かかりつけ医として、患者さんに絶対的にお勧めしたいことです。

うん、<あなたは医療適応なしね!>と言わなくて済むように、まずは

医療が最少で済む提案を来院された方には、一生懸命伝えていこう!と、

自らを励ましました!!

(でも、そうすると、先生にめっちゃびびらされた、とか言われてしまうんですが。

いやいや、熱意なんですけどね・・・・。)

 

あぁ、まずは、自ら、ダイエットだな~~~~~~~~~。(しゅーん・・)。

自分がなかなか取り組めていないことを、患者さんに勧めるのはつらいです。

(苦笑)。