機械トラブルで大ピンチ・・・でも

今日は当院で頻用している、ウイルスか?細菌性か?大したことないのか?あるのか?

を判別するための<院内>血液検査機械が、不調でした。

本当に、来院された患者さんには、お待たせしたりして、申し訳ありませんでした。

 

でも・・・・本当に、この機械が、どれほど忙しい患者さんたちの役にやっていたのかも

使えなくなって、思い知りました。

 

急な風邪によるお熱、下痢・嘔吐でこられた患者さんに、わずか10分程度で(患者さんの混み具合でお待たせすることはありますが)

 

①細菌感染なので、抗生物質が効きます

②ウイルス感染なので、基本、お薬はありません。しっかり養生です。

③炎症反応が激しいので点滴をしましょう。できれば、明日もきてください。

④症状よりも、かなり重症です。大きい病院にいきましょう。

 

というのは、それぞれ一例ですが、しっかりとした方向性と診断、そして明日からの仕事にいけるかどうかをお話できるのです。

 

初期治療(最初の治療)で方向性をしっかりととらえていれば、基本的には、素直に速やかに治っていきます。

 

この機械もすごくお値段が高くて、開業するときには、周りから、

<細菌性・ウイルス性の判別まで要らんの違う?>と散々言われましたが

抗生物質をいくかどうか(抗生物質は細菌性に効きます)の目安に絶対に必要!と、頑として譲らずに導入した機械です。

 

これだけ役にたち、頻用して、患者さんの役にたてているということを実感した<機械トラブル>でした。しみじみ、導入してよかったです。

 

どうしても仕事が休めない、でも、本当は休んだ方がいいのか、早く、判断して手を打ちたい、という時には、ちらりとでも、当院を思い出してください。このお風邪、胃腸炎のはやる季節に、迅速に対応できると思います。