先週末、一泊二日で、漢方薬の勉強会に参加してきました。

漢方というのは、まず、日常的に治療に使っている西洋薬とは違って、同じ症状にだしても、効く・効かないの差が大きい。だいたい、すっきり効いた！と言ってくれる患者さんは、三割程度なんだそうです。

でも、この＜効く＞というのは、いろんな先生が治療してもうまくいかなかった症状に、短期間で、劇的に、効くそうで、その効果を体験した患者さんや医師は、漢方のとてつもない力を信じるようになる、という、話でした。

当院でも、あらゆる精査・あらゆる加療をして、疾患には対応しきれているのにやまない症状で苦しむ患者さんは、おられます。

今まで、漢方は、風邪薬と、うがい薬、しか処方していませんでしたが、ちょっと処方機会を増やしていこうかなと思いました。

漢方の奥深さを、今後、講演会、いろんな先生との出会いの中で、勉強していきます。