いい時代がきたなぁ~♡と思います。

ふと、様々な患者さんへの対応を考えながら、いい時代が来たなぁーと

しみじみ思いました。

私が研修医だった20年以上前は、いろんな治療が、<医者主体><決まりでがんじがらめ>

でした。

 

その人の体力や病状に関係なく、<○○歳以上は手術適応なし>と年齢で区切られていたり

中年も高齢者も関係なく、コントロールの値が一定であったり。

 

それが、年齢に関係なく、その人その人の予備能力・体力・病状で、手術の適応が決まったり

年齢層によって、コントロールの基準が定められたり、各個人の患者さんに向き合った

治療の方向へ大きく流れは変わり、本来のあるべき医療の形に、一歩でも近づいたかなと

思います。

 

まだまだ模索の続く医療環境ですが、日本の医療制度は、本当に医者を育て、患者のことを思う

ということがベースに根強くある、素晴らしい制度だと思ってます。

確かに、医療費抑制と大きな課題はあるものの、限られた資源のなかで、どのように変化していくのか

興味が尽きません。