淀川キリスト教病院循環器科主催の高血圧症の勉強会に参加してきました。

 

この秋・冬から、寒くなっての血圧上昇に備えてお薬を増量するなかで、心不全（心臓に負担がかかって心臓の機能が低下する）に対して予防効果の高い降圧剤を一部の患者さんに処方を開始しました。最新降圧治療です。

 

使用効果を報告する勉強会が続いていますが、その効果のすごさに、ただ、驚くばかりです。

 

高血圧治療の基本は、＜血管の圧が高いことで、心臓から血液を圧しだしにくくなって心臓の中に血液がたまって心臓が腫れて悪くなること＞、＜腎臓でおしっこを濾しだす際に濾しだす圧が異常にかかってしまって腎臓が悪くなること＞、そういう心不全・腎不全を防ぐ、ということがとてもとても重要なのです。

 

今回の最新高血圧治療薬は、心不全専門の先生方からも、腎臓内科の先生方からも、非常に推奨されているお薬です。

 

5年後、10年後、20年後に、心臓・腎臓を守るために、当院では最新の治療を取り入れています。

健診で高血圧を指摘された方は、一度、来院をお願いします。